第13回定期演奏会まで5カ月！　最高のステージに向け、着々と進行中！

横浜並木男声合唱団　団長　岩元伸一　

　2025年4月12日（土）に開催予定の第13回定期演奏会まで、ついに5カ月を切りました。
今回のテーマは、創立30周年を記念して掲げた「夢を求めて30年」。私たちはこのテーマのもと、皆様に最高のステージをお届けするため、熱い練習と準備を進めています。
＜練習スケジュール：いよいよ佳境に＞
　12月からは組曲「夢の意味」の全曲練習が始まり、第4ステージのピアニスト・金井信先生との合わせも予定されています。年明け早々の1月5日には長浜ホールで全日練習・全曲練習を行い、その後も毎月、全日練習が組まれます。2月23日には、ヨコハマ・コーラルフェストに出演し横浜みなとみらいホール　大ホールの舞台を経験します。そして、3月8日、磯子公会堂でのゲネプロ（通し練習）を経て、ついに4月12日の本番を迎えます。楽しくもハードな練習を乗り越え、全員で本番に挑みます。
＜30周年記念の演出と準備＞
 「夢を求めて30年」にふさわしいインパクトあるチラシのデザインが完成し、2025年1月中旬から配布が始まります。団員による投票で選ばれたデザインに想いを込め、たくさんの方にこの演奏会の魅力を届けたいと思います。また、ホームページも定期演奏会仕様にリニューアルし、新しい舞台衣装も用意しました。当日、どのような姿で登場するのかもお楽しみに！
最高の歌声とパフォーマンス、そして心を込めたおもてなしで、皆様をお迎えします。影アナや舞台マネージャー、受付スタッフも一丸となり、万全の態勢で素晴らしい演奏会をお届けできるよう準備を進めていきます。
　皆様のご来場を心よりお待ちしております。　4月12日、横浜みなとみらいホールでお会いしましょう！

第13回定期演奏会に寄せて

横浜並木男声合唱団常任指揮者　吉田千鶴子　

　横浜並木男声合唱団が設立されて少し経った頃、ヴォイトレをお願いされ翌年には指揮を任されていました。あれから30年、良くも悪くも合唱漬けの指揮者生活が始まりました。まだ若かりし頃の私、男性メンバーに囲まれてよく頑張ったなぁ！と褒めてあげたい。合唱団としてのカラーを出したくて「目で見ても耳で聴いても楽しい合唱団を目指そう、何なら踊っちゃえ！」この閃きが今の「歌って踊って躍動する男声合唱団」の第一歩でした。今では「歌って踊る」が代名詞となり、多くのお客様に喜んでいただけ、男声合唱の裾野を広めたと自負しております（あくまで裾です！）

　その30年を総括すべく、男声合唱の力強さと横浜並木ならではの優しさを併せ持ったプログラムを作りました。
　今回は第１ステージからノリノリで始めます。「音楽は楽しい♪」と心を開放してなんでも受け入れる状態にしていただきます。早めに踊って体を慣らすためではないです！ もちろんクラシックの音色とハーモニーには拘っています。歌う本人がリラックスし過ぎない緊張感を指揮者からバシバシ出しているので、ハーモニーも味わっていただけるはずです。
　第2ステージの「夢の意味」は大好きな組曲で10年前の定期演奏会でも演奏しています。最初の曲のモチーフが最後にも出てくるなど、答え合わせができるようなトリックも素晴らしいですが、「ハモっているの・・？」となるようなハーモニーも絶妙です。そのため、今も苦労の連続です。何度ダメだしされても喰いついてきてくれるメンバーには感謝しかありません。「これ！」という音色が出せたときの一体感は最高です。「これ＋これ＋これ・・・」で完成なのですが、「これ＋ダメ＋ダメ＋たまにこれ？」が、5ヵ月前の今の状態です。まだまだ闘います！
　第3ステージは30年来の相棒ピアニスト金井信（私のソロ活動のステージを支えてくれています）の、ピアノだけなのにオーケストラのような華やかな演奏をお楽しみください。
　そして横浜並木の代名詞の第4ステージ。ポップスから演歌までオリジナルアレンジで歌って踊ります。フィナーレは「浪花節だよ人生は」の銅鑼の響きで締めくくります。

　新年は1月5日から全日練習とハードスケジュールで始まります。同じ目標をもって、みんなで一緒に頑張る。人生の後半でこんな活動が出来るのが合唱の良さだと思っています。
　「夢を求めて30年」その道のりは努力の積み重ねです。一人では出来なくても仲間と一緒になら出来る。「絆」を支えにオジサマ頑張っています。
私も「これ！」の積み重ねが増えるように頑張ります。

プログラム

アンダーラインをクリックすると過去の演奏会の動画が視聴できます

Ⅲ.　夢の響き

　　　金井 信　オンステージ
　　　　　　　ピアノが奏でる夢のような響き！　お聴きください！